ベンガル猫はヒョウ柄が素敵なだけじゃない! とっても人なつこくて社交的な性格
ベンガル猫は、野性的で高級感のある美しい毛並みです。
ところが、その野性的な外見とは裏腹に、とても人なつっこい猫です。
実際にふれあってみると、あまりの可愛さに心がズキュンとしてしまいます。
そんなベンガル猫の性格や特徴について、写真や動画を紹介します。
目次
ベンガル猫の特徴
毛は短い。
頭は小さめ、耳は大きめです。
脚の長さは普通で、体は筋肉質。
尻尾は細長いです。
毛並みは、密集していて、光沢がありとても滑らか。
全体的に細長くしなやかな体つきです。
体重は、雌の方がやや小さくて3~5kg、雄は5~7kgです。
ベンガル猫の歴史
1970年代、アメリカのカリフォルニア大学で猫白血病の研究のために、イエネコと野性のベンガルヤマネコの交配が実験的に行われました。
この時に生まれた猫が後のベンガルの基礎になったといわれています。
ベンガル猫の毛の種類
ベンガル猫の毛色
ブラウン
ブラウンは、一般的な毛色で、フォーン(小麦色)から濃いオレンジブラウンまで幅広くあります。
濃淡の幅が広いものはトリカラーと呼ばれることがあり、高級とされます。
ブラウンの場合、目の色は、より野生ネコに似た金色の目が好まれています。
スノー
白っぽい象牙色にこげ茶色(シール・ブラウン)の模様があります。
ユキヒョウに似ているため「スノー・ベンガル」と呼ばれるようになりました。
出典:キャッテリーナカセイ
スノーには、以下の3種類があります。
シール・セピア
シール・ミンク
シール・リンクスポイント
シール・ミンクとシール・リンクスポイントには、ブルー系の目の色があります。
シルバー(&スモーク)
出典:リアルキャット
近年新しく公認された毛色です。
品種改良に用いられたアメリカン・ショートヘアのシルバー・タビーの遺伝によるものです。
クリアーな銀灰色に黒い模様があります。
シルバー・スノー・ベンガルは、通常のスノー・ベンガルよりも地の毛が白っぽく淡い色をしています。
スモーク・タビー・ベンガルは、エジプシャン・マウのスモークに似て、シルバー・タビーに薄墨を重ね塗ったような毛色をしています。
こちらはエジプシャン・マウ↓
ベンガル猫の毛の模様
スポテッド(ヒョウ柄のブチ)
マーブル(クラシック・タビーに似た渦巻き状の縞模様)
出典:猫(ねこ)を飼うドットコムより
ベンガル猫の性格は社交的
野性が残っているせいでしょうか、とても活発で遊ぶのが大好き。
好奇心旺盛ですが、ちょっとビビりな面もあります。
すぐに高い所に上りたがりますし、水遊びも好きな猫が多いです。
人の肩の上に乗ってくる猫もいるので、爪はちゃんと切っておいた方が良いです。
他の種類の猫と比べて活発過ぎるので、他の大人しい猫はベンガルと一緒にいるのを嫌がる場合もあります。
ベンガル猫は、ベンガル猫だけを飼育しているブリーダーが多く、そのようなベンガル猫だけの中で育つと他の猫との共存は、慣れるまで大変かもしれません。
でも、中には他の種類の猫も一緒に飼育しているブリーダーもあります。
生まれた時から他の種類の猫と一緒にいれば、ベンガルも他の猫との対応を心得ているようです。
野性的な見かけによらず、とても人なつっこく温厚な性格をしています。
ベンガル猫の方から、スリスリ寄ってくることも、上に乗っかってくることもあります。
ベンガルの可愛い黒い瞳でジッと甘えるように見つめられ、「にゃおん」と鳴かれると、もうたまりません!
個体差もあるのでしょうけれども、ベンガルは人なつこいだけでなく、甘えん坊です。
他の猫に「遊んで!」と寄って行ったり、甘えてなめてもらうこともあります。
社交的な猫種ですね。
他の種類の猫とも遊んだり、なめあったりしているのを見ると、心がホンワカします。
ベンガル猫は活発で運動量が多い
運動量が多いので、十分に運動できる環境を整えてあげることです。
猫は上下運動が必要なので、高い所へ登ったり降りたりできるように、キャットタワーなどが必要です。
一緒に遊ぶ猫(ベンガル)が他にいれば理想です。
ねこじゃらしなどで相手をして遊んであげるのも必要です。
ベンガル猫の毛の手入れ
ベンガルは、目を見張るほどのきれいな光沢のある毛並みで、触るとシルクのようにすべすべです。
あまり毛は抜けないので、ほとんど手入れは必要ないです。
スキンシップをかねて、触ると気持ちの良い場所など、撫でてあげるとよいでしょう。
シャンプーも、ほとんど必要ありません。
ベンガル猫の値段は安いものから高価なものまで色々
ベンガル程タイプによって値段に開きのある猫はいないでしょう。
安いベンガル猫は、10万円くらいから、高いベンガル猫は、60万以上しているのもあります。
この差は、毛色や柄、タイプによります。
安いベンガル猫は、スポットやタビー模様だけとなります。
高い猫は、きれいなロゼット模様です。
また、親猫がTICAのキャットショーでチャンピオンになっていると、良い猫という評価が付くので高くなるようです。
本当にきれいなロゼット模様の猫は、ペットショップよりもブリーダー直のほうが手に入りやすいでしょう。
ちゃんとTICAで認可されているブリーダーから購入することをおすすめします。
ベンガルのロゼット模様とは?
ロゼットとは、異なる2色のカラーを持ったスポットのことです。
ロゼットのある猫種は、ベンガルだけです。
やはり、これがベンガル人気の1番の理由でしょう。
もちろん、ロゼットを持たないベンガルも毛並みは美しいです。
それぞれ個体で異なる模様になるので、世界中でたった1つだけの毛皮というのも魅力ですね。
小さい頃は、はっきりしていなくて、大きくなると綺麗なロゼット模様になってきます。
ですから、模様にこだわる場合は、5カ月以上になってからの方が模様がはっきりしていて良いかもしれませんね。
スポテッド
黒い点1色のヒョウ柄模様。
ローズ型ロゼット
ドーナツ型ロゼットのように完全につながった輪になっていません。
バラの花びらのような形を作る場合があるので、この名前がつきました。
アローヘッド型ロゼット
鏃(やじり)のような形をしていて、円形になっていません。
ドーナツ型ロゼット
円形になっています。
ベースの毛色・柄の外輪・内輪の3色からなるコントラストがとてもきれいです。
ドーナツ型ロゼットのベンガル猫は、30万以上すると言われています。
ジャガー型ロゼット
ドーナツ型ロゼットの中に小さな点があります。
大変希少なロゼットで、このロゼットを持つ猫は、値段も高くなります。
ベンガル猫のキラキラ光る毛「グリッター」
ベンガル猫は、「グリッター」と呼ばれるキラキラと光る金色(銀色)の毛があります。
この「グリッター」を持たない猫もいますが、「グリッター」があった方がきれいですし、値段も高くなります。
ベンガル猫の肉球
ベンガル猫の肉球は、こげ茶色です。
そして、一般的な猫より厚みがあってプニュプニュしている気がします。
ふれあう機会があったら、ぜひ毛だけでなく、肉球も触ってみてください!
プニュプニュです!
ベンガル猫の動画
YouTubeより、ベンガル猫の様子がよくわかる動画をピックアップしました。
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椅子に座って何やら言ってるベンガル子猫|茅ヶ崎猫カフェ「ねこのすみか」
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