猫の遺伝子の病気や検査について
この記事を書いている人 - WRITER -
ペットヒーリング専門家
猫カフェオーナーを3年近くやっていました。
家猫は今までに2匹看取り、現在3匹います。
今までに世話した猫は100匹以上。
多くの猫と接してきた経験より、猫についてためになる情報をお伝えします。
2017年12月に最初の電子絵本を出版し、無料キャンペーン中に絵本と読み物カテゴリーで5日間1位になりました。
日美展・カルチャー芸術展などに子猫の絵を出品し入賞もしています。
2021年4月にCD付き絵本「子猫のソイとクリ」を出版。
猫専門 大友式ペットヒーリング認定講師
昔は、猫の遺伝子検査なんて、ほとんどしなかったです。
最近では、ちゃんとした所では、遺伝子検査をしていない猫ちゃんは、ほとんど売られていないでしょう。
逆に遺伝子検査をちゃんとしていない猫ちゃんを購入するのは、やめた方が良いです。
家のクリは、遺伝子の病気である多発性腎嚢胞で亡くなりました。
それでも、10年も生きてくれたこと、いつも癒してくれた存在であったことに感謝の念が絶えません。
遺伝子検査とは何か、どのようなものがあるのかについてお伝えします。
遺伝子検査とは?
遺伝子にの中には、元々その異常な遺伝子を持っていると病気を発症する可能性があるものがあります。
その遺伝子がないかどうか検査するのが遺伝子検査です。
遺伝子検査をすることにより、先天的に遺伝子の病気を持っていない猫ちゃんを購入することができます。
また、遺伝子の病気があることがわかっていれば、病気にならないように気を付けたり、その病気の早期発見にも繋がります。
ブリーダーは、遺伝子検査で引っかかった猫を親猫にすることを避けることで、今後は遺伝子の病気になる猫の繁殖を防ぐことができます。
猫の遺伝子検査の主な種類
以下は、主な遺伝子の病気とそれを受け継ぐ可能性のある猫種です。
(全部ではなく、これ以外にもあります)
多発性嚢胞腎
腎臓にいくつもの嚢胞ができます。
嚢胞の中には、体液がたまっています。
嚢胞ができた部分は腎臓の働きをしなくなり、腎臓の機能が衰えていく病気です。
- スコティッシュ・フォールド
- アメリカン・ショートヘア
- ヒマラヤン
- チンチラ
ピルビン酸キナーゼ欠損症
ピルビン酸キナーゼという酵素が足りなくなり、赤血球が破壊され、貧血を起こす病気です。
猫の場合、生後2,3ヶ月で発症することが多いようです。
- アビシニアン
- アメリカンカール
- ノルウェージャン・フォレスト・キャット
- ブリティッシュ・ショートヘア
- マンチカン
- ベンガル
- ペルシャ
- エキゾチック・ショートヘア
- サイベリアン
- シンガプーラ
- ソマリ
- ラパーマ
- ロシアンブルー
肥大型心筋症
よくある心臓病です。
左心室の心筋がだんだん肥大する病気です。
それにより、鬱血性心不全や動脈血栓塞栓症を引き起こしたりします。
最初は症状が出ないので、重度になってから気付くことが多いです。
まとめ
遺伝子疾患があると、病気になるリスクが高く、長生きできない場合が多いです。
ですから、そういう猫ちゃんを増やさないこと、飼わない方が無難です。
それでも家族として迎え入れた場合には、その病気について詳しく知り、気を付けてあげましょう。
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猫カフェオーナーを3年近くやっていました。
家猫は今までに2匹看取り、現在3匹います。
今までに世話した猫は100匹以上。
多くの猫と接してきた経験より、猫についてためになる情報をお伝えします。
2017年12月に最初の電子絵本を出版し、無料キャンペーン中に絵本と読み物カテゴリーで5日間1位になりました。
日美展・カルチャー芸術展などに子猫の絵を出品し入賞もしています。
2021年4月にCD付き絵本「子猫のソイとクリ」を出版。
猫専門 大友式ペットヒーリング認定講師