猫トイレにおすすめ!百円ショップで猫のシステムトイレ|トイレチップ・シート・消毒液おすすめ
猫は、とってもキレイ好き。
そのため、猫トイレは飼っている猫の数プラス1つトイレがあると良いとされています。
猫トイレの値段は、安いものでも千円くらいから、全自動洗浄トイレだと7万円もしています。
多頭飼いの場合、猫の数プラス1のトイレを用意すると結構なお値段になるのが悩みの種。
それがなんと百円ショップで猫のシステムトイレ代わりになるものを見つけたのでご紹介します。
併せてお勧めのトイレチップやトイレシーツの選び方などもご説明します。
また、人間のトイレを猫に使わせる方法もありますので、その方法の載っているサイトもまとめました。
目次
猫トイレの種類
猫トイレには、約2種類あります。
ひとつは、猫砂を使うタイプ。
これは、オシッコなどの水で砂が固まるタイプのもので、オシッコをする度に猫砂を捨てなければなりません。
短毛の猫を飼っている場合、こちらが多いと思います。
もうひとつは、水切り籠のようになっていてオシッコが下に流れる、トイレチップとトイレシーツをペアで使うシステムトイレ。
長毛の場合、トイレ砂だと足の裏の毛にくっついてしまうので、システムトイレを使います。
システムトイレは、入れ物を2つ重ねてあり、上はざるのように穴があいています。
(一般的な猫のシステムトイレは、オシッコが溜まる場所は下から引き出すようになっています。)
下の入れ物にトイレシーツを敷いてから穴の開いてる入れ物を置き、その中にトイレチップを入れます。
オシッコは上の穴を通ってトイレシーツに吸収されます。
ウンチはトイレチップの上にされ、大抵の猫はトイレチップをウンチの上にかけます。
システムトイレの場合、ウンチはその都度捨てるようですが、トイレシーツはオシッコが吸収できる間は換えなくて大丈夫です。
私は、ゴミの日にトイレシーツを取り換えるようにしています。
システムトイレは、猫砂だけのトイレに比べるとトイレ掃除の回数が少なくて楽です。
システムトイレのトイレシーツは何を敷いたら良いの?
猫のシステムトイレ専用のシーツなども売られていますが、ほとんどのシステムトイレは、犬用のレギュラーサイズのペットシーツの大きさが合います。
家に正方形のシステムトイレがありますが、それにはレギュラーサイズを2枚使用しています。
なぜか片方にしかオシッコしないので、1枚ずつ位置も変えて交換しています。
ペットシーツは、メーカーにより異なりますが、厚さに3種類程あります。
取り換える頻度による大体の目安は以下の通りです。
・薄いもの・・・1回分
・厚いもの・・・3回分
・超厚いもの・・・5回分くらい
猫のシステムトイレ専用のシーツは高価ですが、1匹なら1週間持つものが多いです。
取り換える手間が少なく、臭わないのでこれは便利です。
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消臭効果のあるものは、あまり臭わないので良いですが、色は白(せめて青)が良いです。
というのは、オシッコの色をチェックするためです。
健康のためには、毎日オシッコの色をチェックします。
白いシーツならすぐにわかりますが、緑のシーツなどは、オシッコの色がわかりにくいです。
また、消臭に炭が入っているものがいいんじゃないかと使ってみましたが、なぜかそのシーツにするとオシッコの回数が減りました。
炭(活性炭)入りのシートは、家の猫は好まないみたいで、炭の入っていないシートの方ばかりオシッコしていました。
オシッコに血が混ざると茶色っぽくなるのですが、それは病気のサインです。
赤や茶色いオシッコは血尿なので、その写真を撮り、早めに動物病院へ行った方が良いです。
また、システムトイレの下の入れ物の色も白が好ましいです。
以前、ピンクのトイレがあり、オシッコの色と合わせると茶色く見えて血尿と勘違いする人がいました。
猫によっては、特に子猫の場合、ペットシーツがはみ出していると噛んで引きちぎったり食べてしまうことがあります。
ですから、ペットシーツは外にはみ出さないように折って入れましょう。
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システムトイレのトイレチップは何を選んだら良いの?
トイレチップにも色々ありますが、私のお勧め選ぶ基準は以下の通りです。
・崩れない
オシッコで崩れてしまうトイレチップだと穴に詰まったり、下に落ちたりします。
・穴から落ちない
粒が小さすぎると下に落ちてしまうので、大き目の粒がお勧めです。
・臭わない
トイレチップには、消臭効果のあるものが多いです。
ただ、オシッコを吸収することにより臭わなくなるものありますが、それは崩れる原因になるので避けた方が無難です。
・飛び散らない
ある程度重さのある方が、猫が砂かけしても飛び散りません。
また、粒が大きければ少しくらい飛び散っても片付けやすいです。
・猫が遊んだり食べたりしない
丸い粒のものもありますが、丸いとよく転がって猫が遊んでしまいます。
丸くなくても遊んでしまうこともありますが、丸いともっと遊ぶことが多いです。
また、個体差がありますが、粒が小さ目だと食べてしまうこともあります。
・値段が安い
消耗品で捨てるものなので、出来るだけ安いに越したことはありません。
上記を考慮したお勧めのトイレチップは以下の通りです!
重いしかさばるので、ネット通販で購入するのが楽でお勧めです。
1.花王 ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ 大きめの粒
これは良いです。
一番消臭効果も高く、飛び散りも少なく、肉球にもはさまりずらいです。
ただし、オシッコがかかると形が崩れ、消臭効果もなくなります。
消臭効果がなくなったのが見た目でわかるので、そうしたら全部取り替えてトイレを洗うと良いですね。
ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ 大容量 大きめ 4.4L [猫砂]
2.ユニ・チャーム株式会社ペットケアカンパニ デオトイレ 飛び散らない消臭・抗菌サンド
これもおすすめです。
粒も少し大きめで、猫が食べたり遊んだりしません。
飛び散りも少なく、肉球にもはさまりずらいです。
ゼオライトとシリカゲルを配合しているので、高い消臭効果があります。
オシッコをサッと通過させるので、ふやけることがなく、システムトイレの穴に詰まりません。
表面は、いつもサラサラで清潔です。
ただし、表面にうんちがくっつきやすく、それが消臭効果を上げているのですが、その分消費も早いです。
もう替えが無くて買いにも行かれない時には、少しくらいウンチがついたのは水で洗えばそのまま使えるようです。
ユニ・チャーム株式会社ペットケアカンパニ デオトイレ 飛び散らない消臭・抗菌サンド4L 4520699680568
3.新東北化学工業 ラクラクサンド
これは上記2つよりも安くてリーズナブルです。
重さもあるので飛び散りも少ないです。
粒は他社の大きいチップと比べると少し小さ目です。
ただ、家の猫は、お腹が空くとこれを食べてしまい、吐しゃ物に出てきます。
仕事がら百匹以上の猫と接してきましたが、他の猫でこれを食べるのは1匹くらいしかいませんでした。
これもゼオライトなので、もう替えが無くて買いにも行かれない時には、少しくらいウンチがついたのは水で洗えばそのまま使えるようです。
箱売り ラクラクサンド 4L システムトイレ用 1箱4袋 猫砂 天然ゼオライト
4.マジカルサンドひのき システムトイレ用
これも値段的にリーズナブルです。
最初は、ひのきの香りが良いですし、消臭効果があります。
また、崩れにくくて良いです。
ただし、ずっと使っているとオシッコを吸収して崩れやすくなったり、細かい屑も出ます。
また、軽いので飛び散りやすさもあります。
それでも値段的には魅力的です。
マジカルサンドひのき システムトイレ用 1個
トイレ掃除の時に必要なもの
猫トイレにウンチされた場合は、なるべく早くウンチを取り除いてキレイにします。
臭いのもそうですし、衛生面もあります。
複数飼いの場合、他の猫のウンチの匂いを嗅いだりしますが、ジアルジアなどの寄生虫がいたらウンチから移ってしまいます。
また、猫はキレイ好きなので、トイレにウンチがあると他の場所にしてしまう可能性があります。
ウンチを取り除く時に必要(あると便利)なものとして以下の物があげられます。
・新聞紙
・ティッシュペーパーまたはキッチンタオル
・システムトイレ用スコップ(なければ新聞紙でOK)
・ビニール袋
・スプレーボトル
・消毒液(次亜塩素酸水)
・消毒液(次亜塩素酸ナトリウムが成分のキッチンハイターなど)
新聞紙を手のひらよりも少し大きいくらいの大きさに切っておき、それでウンチをつかんでビニール袋に入れます。
新聞紙に印刷されたインクによる消臭効果もあります。
ただし、新聞紙でウンチをつかむとトイレチップを一緒に多くつかみやすいので、コロコロウンチであればスコップの方が良いです。
ウンチのあった場所には、スプレーボトルに入れておいた消毒液をかけ、ティッシュペーパーで拭き取ります。
消毒液としてキッチンハイター少量を水で薄めた物を紹介していましたが、もっと良い物を見つけました。
「次亜塩素酸水」です。
キッチンハイターを薄めてスプレーすると、それを吸い込んでしまう可能性もあります。
それは、健康上あまり好ましくありません。
キッチンハイターの主成分は「次亜塩素酸ナトリウム」。
これよりも塩素濃度が薄くても効果があり、安全性の高いものに「次亜塩素酸水」があります。
こちらの記事↓で「次亜塩素酸水」の紹介をしていますので、ぜひご覧下さい。
ウイルス対策にも効果あるのか?!猫トイレや他の除菌にも使える「次亜塩素酸水生成器」を購入してみた
猫トイレは、できれば1カ月に1度くらい全体を洗い、トイレチップも入れ替えた方が良いです。
トイレにオシッコされたところも臭くなるので、オシッコ跡に気付いたら消毒液で拭くようにすると全体の掃除の間隔が長く持ちます。
猫トイレ回数とA4トレイの猫トイレ
一般的な猫は、1日に2回くらいオシッコをします。
オシッコの回数には個体差があるので、中には1日に1回の猫もいれば、3回以上している猫もいます。
急にトイレの回数が多くなったら病気が考えられますが、毎日同じ回数なら大丈夫です。
それでも、極端に回数が多かったり、他の場所でよくオシッコしてしまう場合は、もしかしたら腎臓が弱いのかもしれません。
構って欲しくてワザと他の場所でオシッコする場合もあります。
一般的な猫はキレイ好きで、トイレが排泄物で汚れていると他の場所にすることがあります。
そのせいか単なる嫌がらせかわかりませんが、クリは毎日のように他の場所にもオシッコしていました。
そこで百円ショップのA4トレイにペットシーツを敷き、クリ用トイレにして他のオシッコしてしまう場所に置きました。
ペットシーツはレギュラーサイズ、その都度変えるので一番薄くて安いものです。
これはクリのオシッコ用トイレとして上手く行ったのですが、砂がなくてもカキカキするので、ペットシーツがめくれて下にオシッコすることがありました。
水切り籠の猫トイレ
百円ショップのダイソーを見ていたら、水切り籠が売られていました。
下の入れ物はA4トレイよりも少し深さがあり、上の入れ物はざるのように穴が開いています。
このセットを購入し、間にペットシーツを挟んで置いといたら、ちゃんとオシッコしてくれました。
また、カキカキされてもめくれなくなりました。
家のクリ以外の猫は、トイレチップがないとウンチしません。
これにトイレチップを入れれば普通に猫のシステムトイレとして使えます。
一般的には安くても1000円以上しているシステムトイレが、200円(税抜き)で手に入りました!
でも、なぜか他の猫の昼寝用ベッドにもなっています。
このA4サイズはコンパクトなので一般的な4Kg以下の猫には良いですが、それ以上大きい猫には小さいかもしれません。
人間用トイレを猫に使わせる方法
人間と同じトイレを猫に使わせる方法もあります。
ただし、猫のウンチが便器に着くこともあるでしょうし、猫が便器の中に落ちちゃうこともあるかもしれません。
それに、ウンチに含まれる猫の毛がトイレに詰まることもあるそうです。
家の長毛種のクリの場合、毛繕いばかりしているのでウンチの半分は毛です。
ご参考までに。