猫に元気で長生きしてもらうことにやるべきことは
猫を飼ったら、なるべく長生きして欲しいと思いますよね。
どうしたら猫に健康で長生きしてもらえるのでしょうか?
寿命があると言ってしまえばそれまでです。
でも、やはり飼い主さんが気をつけた方が良いこともあります。
目次
エサに気を付ける
毎日のエサに気を付けるのは、当たり前ですね。
いくら食べたがったとしても、人間用の食べ物を与えるのは、あまり感心しません。
猫は、腎臓の機能が元々弱いので、塩分を取り過ぎては良くないのです。
ですから、人間用の食べ物だと味が濃すぎたり塩分が多すぎる物がほとんどです。
それに、人間用の食べ物の中には、たまねぎやチョコレートなど猫に害があるものもあります。
たまに与えても良いものは、マグロの赤身・馬刺しの赤身・鶏ささみをゆでたものくらいでしょうか。
ふだんは、キャットフード、それもドライフードを与えるのが1番良いです。
ウェットフードも与えて構いませんが、健康な猫であればメインはドライフードの方が良いですね。
ドライフードは、あまり安い物はちゃんとした肉が入っていなかったりします。
ロイヤルカナンやサイエンスダイエットなど、日本国内でも昔からある良いと知られた有名なメーカーのものであれば安心できます。
外国のメーカーでは、グルテンフリーのものなど、もっと安心できる基準のキャットフードも多々ありますが、少し値段が高くなります。
猫が好むから良いフードとは限りません。
猫が食べてくれないと困りますが、原料など見て安心できるものを与えた方が良いです。
また、猫の年齢や体調に合ったものを選びます。
なるべく水を飲むようにさせる
猫は、あまり水を飲まないので、尿結石になりやすい傾向があります。
ですから、病気にならないために、なるべくいつでも水が飲めるように置いとく必要があります。
複数箇所に置いておき、エサをやるごとに水もキレイに取り替えましょう。
硬水よりは軟水の方が良いですが、普通の水道水を与えて問題ないです。
便や尿の様子に気をつける
毎日、便に何か変なものが混じっていないか、堅さもチェックしましょう。
コロコロした濃い色の便が良いです。
血が混じっていると真っ黒になる場合もあります。
下痢で血がついている場合には、「ジアルジア」という原虫がいる場合があります。
これは、免疫が落ちてくると成虫となって出てきて増えたりします。
目に見えないのですが、便を顕微鏡で見てもらうとわかることもあります。
尿の色も毎回チェックします。
尿の色をチェックするには、色のついていない、または薄い青色のペットシーツが良いです。
普通は薄い黄色をしていますが、茶色っぽい場合は血が混じっています。
結石の場合には、尿にキラキラした砂のように光るものが混じっている場合があります。
1日のうちにトイレにいく回数(尿)が多くなるのも病気の前兆です。
便や尿が変だと思ったら、それを持って動物病院へ行くことをおすすめします。
ストレスがかからないようにする
猫は、けっこうビビりでストレスに弱いです。
自分の縄張り意識が強いので、他の動物が縄張りに入ってくるのを嫌がります。
ですから、知らない人が来たり、他の猫を飼い始めたりするとストレスになります。
また、他の場所へ行くのもストレスになります。
特に病院で嫌な思いなどすると、尚更行くのを嫌がるようになります。
花火や雷の音などに驚いて、それがストレスになることもあります。
友人の猫ちゃんは、1人で留守番しているところに雷の音でストレスになり、病気になってしまいました。
心臓の病気、かなり重症でしたが、良くなりました。
麻酔でも身体にストレスがかかります。
麻酔が原因で病気の引き金になることもあります。
家の猫は、FIP(猫伝染性腹膜炎)になりました。
ただ、飼い主さんがストレスを感じていたり心配すると、それが1番のストレスになります。
飼い主さんがストレスのない生活をして、可愛がってあげていれば、ほぼほぼ大丈夫な気がします。
かわいがる
やはり、大事にして可愛がってあげるのが1番良いですね。
虐待などもってのほかです。
毎日エサや水を与え、清潔な環境を整えてやり、構ってあげることですね。
構い過ぎは嫌がりますが、向こうから甘えてきた時には、構ってあげた方が良いです。
顔や身体を撫でてあげるのは、気持ちよいですし、健康にも良いです。
猫にもツボがあるので、それを意識してあげると良いですね。
ツボは、人間とほぼ同じ場所にあります。
首の後ろから、真ん中より少し左右に背骨左右に沿ってずっと下の方まであります。
あと、喉の辺りやお腹の方にもあります。
頭や顔にもあります。
耳の後も触ると気持ち良さそうにしますね。
手足にもあります。
また、腎は健康の元なので「腎兪(じんゆ)」というツボを押してあげると良いです。
背中から見て、肋骨の終わりから指3本くらい下の背骨の左右にあります。
後から親指で両方を押すと良い感じです。
おへその裏側に当たる背中に「命門(めいもん)」というツボもあります。
これも健康に良いです。
だいたい触ってあげると気持ちよい顔をするのでわかります。
その猫ちゃんによっても異なるので、色々触って気持ちよい所を探してあげると良いです。
強く触る必要はありません。
ブラッシングしてあげるのも、ツボマッサージの効果ありますね。
おすすめ書籍
猫ちゃんが病気にならないように日頃からケアすることが大事です。
そのために、「ペットヒーリング」をするのがお勧めです。
最近出た本ですが、「1日5分!飼い主ができるペットヒーリング教科書」これは、お勧めです。
ペットヒーリングとは、簡単にいうと氣功を動物に対してやることです。
誰でも手のひらから氣が出ています。
それをペットにかざしてあげるだけです。
触らなくてもよいのですが、軽く当てたり撫でたりしてあげても良いです。
まとめ
猫ちゃんに長生きしてもらうには、長生きしてもらうと決めて可愛がってあげることですね。
何か猫ちゃんの様子が変だと感じたら、すぐに信頼できる動物病院へ行くのが良いですね。