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腎臓病の検査や料金 愛猫「クリちゃん」腎不全になるーその4

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クリちゃん腎不全4
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ペットヒーリング専門家 猫カフェオーナーを3年近くやっていました。 家猫は今までに2匹看取り、現在3匹います。 今までに世話した猫は100匹以上。 多くの猫と接してきた経験より、猫についてためになる情報をお伝えします。 2017年12月に最初の電子絵本を出版し、無料キャンペーン中に絵本と読み物カテゴリーで5日間1位になりました。 日美展・カルチャー芸術展などに子猫の絵を出品し入賞もしています。 2021年4月にCD付き絵本「子猫のソイとクリ」を出版。 猫専門 大友式ペットヒーリング認定講師

だいぶ間が空いてしまいました。

クリが腎臓悪くなってから今までの病院での経過とかかった費用など、まとめてお伝えします。

目次

クリが膀胱炎と腎不全が発生してから病院へ行った経過

クリ

クリの様子がおかしいと思ってから病院へ行った経過です。

頻尿を発見し、夜間動物診療所へ 2019/11/2

エコーのみで何も対処せず。

それでもかかった金額は、10,450円。

次の日、近くの動物病院へ 2019/11/3

検査項目

行った検査は、以下の通りです。

血液検査

腎臓がかなり悪くなっており、数値からすると25%しか腎臓は機能していません。

白血球が多くなっており、細菌感染や炎症が考えられます。

尿検査

潜血反応があり、雑菌も見られました。

エコー検査

左右の腎臓にいくつも丸い黒いものがありました。

レントゲン検査

肝臓の一部分が膜の隙間より上の方へ出てきていることがわかりました。

病院での対処

エコー検査で見られた丸い黒いものは、おそらく水のたまっているのう胞です。

自分で調べたところ、多発性嚢胞腎だとわかりました。
多発性嚢胞腎は、遺伝子によるものです。

ブリーダーによると、10年前はそのような遺伝子検査などなかったそうです。
今はちゃんと調べるので、そのような遺伝子を持つ猫は販売されていません。

また、腎不全とは別に膀胱炎を発症しているのであろうとのことでした。

抗生物質の注射

まずは、膀胱炎を治すため、抗生物質の注射をしました。

抗生物質の薬を飲ませても良かったのですが、きちんと薬を飲ませるのは大変なので、注射にしてくれました。
注射の方が高いのですが、2週間効きます。

点滴

少し水分が足りないみたいで、点滴をしました。

ビタミンなど栄養も入っている点滴でした。

点滴をした方が身体は楽になるそうです。

また、その分オシッコが出るので、腎臓にも膀胱炎にも良いです。

料金

血液検査・レントゲン・エコー・尿検査・点滴・抗生剤などでかかった金額は、34,320円

 

3日後に近くの動物病院へ 2019/11/6

腎臓の様子がかなり悪かったので、急に体調が崩れる可能性もあるということで再度検査しました。

オシッコの回数も減り、膀胱炎は良くなりました。

腎臓の辺りが固い感じ、少し腫れているような感じもなくなりました。

検査項目

行った検査は、以下の通りです。

尿検査

潜血反応がまだほんの少しだけありましたが、問題ないようです。

エコー検査

友人にとても腕の良い治療家がいるので、遠隔でイネイト活性療法をしてもらっています。
できれば治療のためにエコーの写真が欲しいとのことでした。

そこで、もう一度検査してもらい、エコーの画面を写真に撮りました。
人間も動物のお医者さんもそうなのですが、言わないと検査結果をくれないんですよね。

前回と変わらず、左右の腎臓にいくつも水のたまっているのう胞が見られました。

病院での対処

腎臓の良くなる薬は、ありませんとのことです。
(調べたところ、AIMというのが来年辺り出るそうです)
(また、最近サプリメントで良い物を見つけ、与えています)

腎臓に負担がかからないように活性炭のような不純物を吸着するものは、あるそうです。
でも、それだと必要な栄養も吸着してしまいます。
それでは、尚更貧血は酷くなり、栄養状態も悪くなるでしょう。

点滴

ビタミンなど栄養も入っている点滴をしました。

もっと具合が悪くなってきたら、頻繁に点滴が必要になります。
毎日、または1日置きくらいに点滴をするのであれば、家でやった方が良いです。

そこで、私がクリに点滴する練習をしました。

注射で皮膚を貫く感覚が何となくわかり、ちゃんとできました。

料金

尿検査・点滴・エコーなどで、かかった金額は、7,810円。

 

1週間後に近くの動物病院へ 2019/11/13

腕の良い治療家の友人にイネイト活性療法をやってもらっています。

それで少し良くなったんじゃないかと期待したのですが、そんなすぐに良くなるものではありません。

検査項目

血液検査

ほんの少しだけ腎臓の数値が良くなっていました。

白血球は正常値になっていました。

少しだけ貧血が見られました。
腎臓が悪いと貧血の症状も出てきますが、何か対処するほどの数値ではなかったようです。

病院での対処

点滴

こんどもまた、私が点滴の注射する練習をしました。

抗生物質

今度は内服薬の抗生剤をもらいました。

まだ尿に雑菌が残っているとのことでした。

料金

各種血液検査・尿検査・点滴・抗生剤などで、かかった金額は、17,050円

1カ月後に近くの動物病院へ 2019/12/13

検査項目

血液検査

腎臓の数値は、前回よりも少し悪くなっており、最初の時よりも少しだけ悪いくらいでした。
数値は厳密に状態を表すわけではないので、ほとんど変わりないといったところでしょうか。

貧血も少しありますが、対処するほどの数値では、ありません。

リンの数値が前回よりも高くなっています。

病院での対処

点滴

今回の点滴も私が練習でやりました。

でも、皮膚を最初に貫いた後、針を全部中へ入れるのに時間かかり、その針がまた外へ出ていたようです。
点滴を始めると水がこぼれてきました。

すぐさま点滴を止め、針を抜いて、また消毒からやり直しました。

点滴を失敗するとしても、今回のようなことくらいだそうです。
濡れてしまう程度で、そんなに問題はないです。

ただ、失敗するとやり直し、針を刺す時が痛いので、猫はかわいそうですね。

料金

各種血液検査・尿検査・点滴・エコー検査などで、かかった金額は、19,360円。

 

1週間後に点滴をしに近くの動物病院へ 2019/12/20

私の誕生日🎂でしたが。

朝、クリの顔がちょっと辛そうになっていました。

これは脱水かなと思ったので、病院へ行って点滴しました。
これも私が練習しました。

また、家で点滴できるように、点滴セットを持ち帰りました。

料金

再診料・皮下点滴・持ち帰り点滴セットで8,910円

家での点滴の様子

次の日から毎日家で点滴しようと思いました。

1日目は、箱に入れて何とかできました。

2日目は、やり直して、なんとかできました。

3日目は、クリが嫌がり、点滴しようとすると私に上ってきて抱っこでしがみつきます。
注射の針がほんの少し私の手をかすりましたが、それだけでも痛いですね。
そんなに元気ならとその日はやめました。

4日目は、娘に抑えてもらってなんとか点滴しました。

その後は、針を刺そうとすると、元気に飛び出して私にしがみつくようになりました。
それ以降は、やりませんでした。

 

点滴は、5回分で10日くらい持つそうです。

 

年あけてから近くの動物病院へ 2020/1/8

朝、どうもクリの様子が大人しく、脱水しているかのようでした。
そういえば、前に動物病院へ行ってから、そろそろ1か月がたちます。

体重を測ると、以前は3.3Kgあったのが、3kg弱しかありません。
(病院で測ると、2.88Kgでした。)

動物病院で点滴して、また点滴パックをもらってくることにしました。

検査項目

血液検査

腎臓の数値は、ほとんど変わらず、ほんの少しだけ悪くなっていました。

リンも変わらず多いです。

また、電解質(Na, K, Cl)のカリウム、クロールが低く脱水を起こしていました。

ヘマトクリットは正常値ですが低めの値で、脱水を起こしているので、本当は貧血ぎみなのかもしれません。

病院での対処

点滴

私が点滴の練習を行いましたが、全て完璧にできました。

クリは、全然動かずにじーっとしていました。
家でもそうなら楽なのですが。

飛び出さないように、キャリーバッグの中で頭を隠すようにすると良いと言われました。

料金

各種血液検査・点滴・点滴パックもいれて、かかった金額は、14,960円。

 

まとめ

クリとロジャー

腎臓が悪くなっても、動物病院では、検査と点滴しかやっていません。
それでも、かなりの金額がかかっています。

 

クリは、以前は他の猫に怒ったりしていたのに、怒らなくなりました。
つまり、機嫌が良くなりました。
ということは、体調が良くなったと言えるのかもしれません。

オシッコは1日に何回もし、薄いオシッコで、変な場所にもオシッコしていました。
でも、それが最近、オシッコの色がレモン色になってきました。

 

でも、ここ最近、クリの体重が減りました。
少し脱水も起こしています。

水をいっぱい飲むのですが、吐いたりもしています。
調べてみると、電解質が足りなくて水を多く飲むと、吐いてしまうそうです。

 

私の体の調子が悪くなると、それにつられてクリやロジャーの体調が悪くなったりします。
つまり、まずは飼い主の健康を維持し、人間関係の問題を解決してストレスをためないようにしないと、猫(ペット)の病気は治りにくいということです。

家では、クリの腎臓が良くなるように、できる限りのことをしています。

次回は、クリの腎臓を良くするために行っていることをまとめてお伝えします。

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ペットヒーリング専門家 猫カフェオーナーを3年近くやっていました。 家猫は今までに2匹看取り、現在3匹います。 今までに世話した猫は100匹以上。 多くの猫と接してきた経験より、猫についてためになる情報をお伝えします。 2017年12月に最初の電子絵本を出版し、無料キャンペーン中に絵本と読み物カテゴリーで5日間1位になりました。 日美展・カルチャー芸術展などに子猫の絵を出品し入賞もしています。 2021年4月にCD付き絵本「子猫のソイとクリ」を出版。 猫専門 大友式ペットヒーリング認定講師




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