夜間救急動物医療センターにて 愛猫「クリちゃん」腎不全になるーその2
前回、愛猫「クリちゃん」腎不全になるーその1の続き。
愛猫クリの腎不全が発覚した時のお話です。
目次
旅行から帰ってきたら、クリがトイレばかり行く
私は、その日の夜、旅行先から帰って来ました。
娘は出かけていました。
留守にしている間、4匹の猫は、みんな元気そう。
でも、フローリングの床に吐いた後が数カ所。
トイレもウンチやオシッコでいっぱい。
テーブルの上もオシッコの後が。
荷物の整理よりも、先ずは猫の粗相やトイレの片付けをしていました。
ふと、クリがトイレに。
オシッコしていると思ったら、また他のトイレに入ります。
あれっ、オシッコ出ていない？
今度は、他の場所へ行き、ほんの少しだけオシッコをします。
それも薄い水のようなオシッコ。
そしてまた他の場所でオシッコしようとします。
これはおかしい！
誰が吐いたのかもわかりませんが、吐くのもおかしいです。
クリは、毛繕いばかりするので毎日のように吐いていました。
でも、毛玉を吐くので、特に気にしていませんでした。
でも、そういえば、ここ最近は、毛玉でなく、水っぽいのを吐いていました。
それも具合の悪い証拠だったのです。
でも、レオンなどお腹が空くと水っぽいのを吐くのは普通です。
若い頃のクリとレオンの尿結石
クリは、1歳の時に尿結晶がありました。
それは尿がアルカリに傾いているからです。
歳を取ると、だんだん尿が酸性に傾いてきます。
今、クリは、10歳。
人間でいうと中年以降となるので、病気に気をつけなければならない歳です。
以前、レオンが尿路結石で夜間救急動物医療センターにお世話になったことがあります。
朝まで待っていたら、尿毒症で死んでいたかもしれないと言われました。
男の子の場合、尿道が長いので結石で詰まることも多いです。
女の子は、尿道が短いので、結石で詰まることは、そんなに無いそうです。
尿結石の可能性は低いですが、何らかの原因でオシッコがちゃんと出ていないのは確かです。
夜間救急動物医療センターを調べてみると、開くまでに時間がありました。
夜間救急動物医療センターが開く時間まで待って電話をし、急いでクリを夜間救急動物医療センターへ連れて行きました。
夜や休日にペットが具合悪くなり、行きつけの動物病院がやっていなくて焦ったことはありませんか？
そんな場合、「夜間救急動物医療センター」は全国にあります。
猫の尿路結石など、一刻を争う病気の場合もあります。
いざというときには、ネットで「夜間救急動物」などで検索して調べ、行くこともできます。
夜間動物診療所での検査
クリを触診した感じでは、なんかお腹が張っているという感じでした。
エコーを見ると、なんと、黒い丸いものがいくつもあります。
素人の私ですが、これは変だと一目でわかります。
「なんですか？！ この黒いのは！！」
ビックリして、そう言っていました。
腎臓の大きさや形には、異常はみられませんでした。
腎臓が悪いことは分かりましたが、詳細の検査は夜間救急動物医療センターではできないとのこと。
点滴してして帰り、次の日、近くの動物病院へ行くことになりました。
腎不全にもいろいろ
クリはオシッコが全然出ないわけでは、ありませんでした。
でも、溜まっている感じ、オシッコがしたいのに出きらず、クリ本人も嫌な感じでイライラしていたのだと思います。
ですから、あっちこっちにオシッコしたり、他の猫に八つ当たりしたり。
腎不全というのは病名では、ありません。
夜間救急動物医療センターでは、腎臓が悪いということしか、わかりませんでした。
でも、点滴したことにより、尿がいっぱい出やすくなります。
身体も楽になります。
とりあえず、今すぐどうこうということもないのが分かって安心しました。
そして、腎臓が前よりも悪くなっているので注意しなければいけないことが分かったのでした。
次の日、病院へ行きますが、それはまた次の話で↓
