アビシニアンの長毛猫、犬みたいといわれるソマリの性格や値段、鳴き声の入った動画
頭が良くて陽気で甘えん坊。
見た目はきつね、性格は犬みたい。
かっこいい長毛種の猫、ソマリについて性格・値段などについてもまとめました。
目次
ソマリは、犬みたいな性格の猫？
ソマリの特徴として「犬のような性質の猫」と言われています。
性格が明るくて甘えん坊。
また、頭が賢くて、好奇心旺盛です。
とても人なつこく、人間と深い信頼関係を築くことができます。
スキンシップも大好きで、床の上にごろ～んとお腹を見せて転がり、「なでて～」という仕草をする猫も多いです。
運動能力も高く、活発で遊び好きです。
ボールを投げるとくわえて持ってくる猫もいます。
そんな半面、気難しい、神経質な性格と言われることもあります。
あまり構ってもらえなくて、寂し過ぎるとストレスを感じることもあるそうです。
また、とてもきれい好きで、トイレはきれいにしておかないと入ってくれない猫もいます。
ソマリの特徴は？
ソマリの体格はアビシニアンと同じ筋肉質です。
被毛は、ダブルコートでオーバーコート（上毛）とアンダーコート（下毛）からできています。
1本の毛が濃淡の縞模様になっており、これを「ティッキング」といいます。
レッドを薄くしたのがフォーン。
ルディを薄くしたのがブルー。
ブルーといっても他の猫のようにグレーに近い色ではなく、ソマリのブルーはベージュがかっています。
毛がとても細くてふさふさしており、年中抜けます。
毛玉になりやすいので、出来れば毎日ブラッシングしてあげた方が良いです。
そして、1～3ヵ月に1度はシャンプーするのが理想的です。
他の猫種と比べて鼻が高く、スラッとしていて、
尻尾も長くてふさふさしているので、「キツネ」に似ていると言われます。
ソマリの目はアーモンド形で大きいです。
目色は、ゴールド・グリーン。
体重は、2.7Kg～5Kgくらいです。
オスの方がメスよりも大きいです。
ソマリの値段は、大体16万～30万円くらいです。
他の猫よりも若干高い印象です。
暑さと寒さに弱いソマリ
ソマリは長毛なので、やはり暑さには弱いです。
夏は、エアコンの温度が寒すぎても暑すぎてもダメです。
家では、27度～29度くらいで、つけっぱなしになります。
また、いつでも水が飲めるように用意します。
日光が直接当たると暑すぎるので、熱中症にならないように日光を遮断することも必要です。
また、ひんやりマットなどの冷たい場所を用意してあげると良いです。
ソマリは長毛なので寒さに強そうに見えますが、実は、とても寒さに弱いです。
ですから、冬は部屋を暖かくして、風邪など引かないようにしてあげましょう。
ソマリの歴史は？
1870年代中頃、イギリス兵が今のエチオピアにあるアビシニア高原から猫を連れ帰り、そこから「アビシニアン」と名付けられました。
1967年頃に、ブリーダーのエヴリン女史が、アビシニアンの中で稀に生まれる長毛のアビシニアンを交配し、ソマリと名付けました。
そして、1979年にソマリがCFAで認可されました。
ソマリという名前の由来は、アビシニアンの名前の由来になったアフリカのアビシニア(現エチオピア)に隣接しているイギリスのソマリア地方からきています。
また、同じ頃、カナダのマクギル氏もアビシニアンの長毛種を飼育し始めました。
この系統が現在のソマリの血統の元祖と言われています。
それまでソマリは、他の猫種の遺伝子が入って長毛になったんじゃないかと言われることもありましたが、
1976年にウォルター氏が、ソマリの血統について大々的に分析を行った結果、
ソマリは、全てアビシニアンの遺伝子のみだったと証明されました。
アビシニアンの記事は、こちら。
鈴を転がしたようなソマリの鳴き声
ソマリは、大きな声で鳴く事は殆どないので、マンションなどでも飼いやすいです。
一般的な「ニャー」でもなく、子猫のような軽い高い声で、おしゃべりするような感じです。
よく「鈴を頃がしたような鳴き声」と例えられます。
